日本は先進国で唯一、エイズ患者が増えている国
エイズは、エイズウイルス(HIV)に感染してから2〜10年ほどの潜伏期間を経て発症するといわれています。
潜伏期間に個人差はありますが、現在の日本では中高年の発症が目立っており、
記憶をたどると「若い頃に思い当たる行為をしていた」というケースが多いようです。
日本人特有の
「自分は大丈夫。」
「外国は危険だが、日本を出ていないから大丈夫。」
という考えから、危険な行動を経験しているにも関わらず検査すらせず放置した結果、
世界中が警戒しているエイズの患者が、先進国の日本で今も増えています。
中高年がエイズであると診断されるきっかけとなるのは、原因不明の体調不良であることも少なくないらしく、
検査入院しているときにわかったり、
肺炎やアトピーなどと別の病気と診断され、治療しているにも関わらず快方に向かわない、
結局調べてみたらHIVに感染していた、などと言うこともあるようです。
生活習慣病のリスクも高まるという症例もあるようで、気付きにくいことから発見が遅れ、結果治療も遅れる。
とにかく早期発見が何よりです。
「自分は大丈夫」などと思わないで、しっかりと検査しておきましょう。